1月25日から2月05日まで、東京の国立新美術館にて第21回国際公募展「美は国境を越えて2024」が開催されました。
国際公募展は外務省の後援で行われ、国籍を問わず、墨絵を中心とした、書、映像、立体造形などの様々なジャンルを集めた展覧会です。今年も世界中からの作品が出品されていました。
弊社のパートナーであるロシアの文化センター「ジャパンハウス」からも、9名の画家が参加しました。Yulia Matyushenkova, Irina Migalkina, Alina Satarova, Anna Serebriakova, Oleg Usov, Marina Bazhenova, Milena Bogdanova, Nicolay Kolyada, Svetlana Smorodinaが出展をされました。
初日は15時から開会式が行われ、小林東雲会長や主催者および、キルギスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、ハンガリーなどの国の大使館の代表者がスピーチを行いました。本展では、経験豊富なアーティストと若手アーティストの両方の作品が展示されました。墨絵の専門家や愛好者だけでなく一般の観光客も含めて多くの来場者の方々が訪れました。
2月3日、展覧会受賞者の表彰式が行われました。Oleg Usov (オレグ・ウソフ)が三田村有純賞を受賞いたしました。 三田村有純氏は東京藝術大学の名誉教授、日展理事、特別選考審査員です。
更に、ジャパン・ハウスは、「美は国境を越えて2024」の発展に貢献したとして、名誉賞状と記念楯を授与され、授賞式ではジャパン・ハウス特別プロジェクトディレクターの遠藤伊緒里氏に両賞が授与されました。
今後もこのような展覧会に参加し、両国の文化的なつながりを強化できることを願っています。