モスクワで3日間にわたって、日本で活躍するプロのマンガ家である高木裕里先生の指導によるマンガ講習会を開催しました。
本マンガ講習会は、9月からインターネットを利用したオンライン授業で、描写技術からノウハウまで定期的にモスクワにいながら、日本の講師の授業を受けることができるものです。
最後には先生がモスクワまでいき、生徒の課題作品を直接指導するものとなります。
制作する作品は、4コマ漫画。
マンガの基礎である起承転結をきちんと理解し、少ないコマ数に伝えたい事を的確に表現し収めなければいけない、というのですから、なかなかに簡単ではありません。
生徒からも、理論から学べる貴重な機会に多数の質問がでていました。
漫画に親しんで育ってきたJapan Houseの日本人スタッフも、それまで感覚的にしか捉えていなかった漫画の技法を言葉で解説されて、新鮮な驚きを味わいました。
先生に自作イラストをプレゼントする参加者も。心温まる風景です。
本企画は、4コマ漫画からはじまり、最終的には長編の漫画制作にまで取り組むカリキュラムとなっています。